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イルカと泳ぐには?ドルフィンスイムのすべて

バハマのタイセイヨウマダライルカの群れ

イルカと泳ぐことに憧れている方も多いと思います。

水族館や飼い慣らされているイルカだけではなく、野生のイルカと泳げるスポットも、実は日本国内や世界にはたくさんあるんですよ。
しかも、日本といっても、東京から船で行ける島も!

そこでこのページでは、どうやったらイルカと泳げるのか、イルカと泳げる場所・スポット、野生イルカと泳げるツアー、イルカと泳ぐ時のコツなどについてご紹介します!

しかもイルカと泳ぐ(ドルフィンスイム)には、スキューバダイビングのライセンス(Cカード)も必要ないので、敷居も低いんです。

「ドルフィンスイム」と「ドルフィンウォッチング」の違い

イルカを見るというと「ドルフィンスイム」と「ドルフィンウォッチング」という2パターンの記述を見ることがあると思います。

混同してしまう人が多いかもしれませんが、識別するとこうです。

■ドルフィンスイム → 海の中に入ってイルカと一緒に泳ぐ。
■ドルフィンウォッチング → 船の上からイルカを見る、基本的には海中には入らない。

イルカは哺乳類なので、タイミングが合えば、生まれたての赤ちゃんイルカにも水中で会うこともできます。
知的で好奇心旺盛な生き物ですので、人間が海の中に入ると、興味を持って近づいてくることもあります。
イルカと目をあわせて泳ぐことができるのは、「ドルフィンスイム」です。

野生のイルカと飼い慣らされているイルカの違い

飼いならされているイルカと聞いて、どんなイルカを思い浮かべますか?
きっと一度は目にしたことがあるのは、水族館で暮らしているイルカではないでしょうか。
水族館のイルカと野生のイルカの違いはたくさんありますが、大きな違いは睡眠の時間帯と餌を自分で獲るか獲らないかということでしょう。

飼育・野生に関わらず、イルカは片目をつぶり、半分ずつ脳みそを休ませながら眠ります。
中でも野生のイルカは、お昼の時間帯、だいたいお昼の12時くらい~16時くらいまではお昼寝のタイミング。
野生のイルカと遊びたいなら、午前中か夕方以降が良いのかもしれませんね。

一方水族館などにいるイルカは、お昼の時間はイルカショーの練習をしたりショーの本番があったりと大忙しですよね。
日によって変わるかもしれませんが、野生のイルカようにお昼寝をしている時間はあまりなさそうですね。
水族館のイルカは、人間と同じような時間帯で暮らしていることが多いようです。

日本国内で野生のイルカと泳げる場所・スポット

御蔵島(みくらじま)

東京・浜松町にある竹芝桟橋から大型の夜行船に乗れば、朝には御蔵島に到着します。
御蔵島は、東京近海で野生のイルカと泳げる島として近年とても人気があります。
シーズンは、4月頃~10月末。
水温も気温も高くなる、7月~9月は特に人気があります。

御蔵島でイルカと出会える確率は?

天気にもよりますが、高確率でイルカに出会うことができます。
御蔵島で出会えるイルカは、ミハミハンドウイルカという体調4mくらいのイルカです。
イルカの調査員によって個体識別されていて、1頭ずつ名前がついているのも特徴です。
御蔵島は、大きな高い山があるので、常に風のあまり当たらないエリアができ、風が強い日など、ドルフィンウォッチング・スイムの船はその風裏でイルカを探します。
もちろん天気が良ければ島をぐるっと一周しながらイルカを探します。
タイミングが良ければ、海の中に入ってイルカと一緒に泳ぐことができます。

御蔵島でイルカと泳ぐにはどうしたら良い?

御蔵島ドルフィンスイムツアーをUnderwater.jp主催で毎年開催しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
イルカと泳ぐのが初めてという方や、お子様連れでの参加ご希望の方、不安やわからないことがある方もお気軽にお問い合わせください。

小笠原諸島

小笠原諸島では、通常のスキューバダイビングのツアーとは別に、イルカやクジラを探して船で移動するツアーが行われています。

また、スキューバダイビングのCカード(ライセンス)を持っている方なら、ダイビングの休憩中に出会えることもあります。
小笠原でのスキューバダイビングは、終日沖に出ており、休憩も船上で取るスタイルのため、イルカと出会える確率も高くなります。

小笠原の海に生息しているのは、ミナミハンドウイルカとハシナガイルカの2種類。

フレンドリーなミナミハンドウイルカと出会えたら、ドルフィンスイムのチャンス!
海の中で一緒に泳ぐことができます。

少しシャイなハシナガイルカは、水中で人の姿を見かけたら離れていってしまいますが、ボートに並走して波乗りをすることもあるので、ドルフィンウォッチングで楽しみましょう。

どちらも1年を通して見ることができるが、好天が続く5~11月がドルフィンスイムのシーズンです。
12月〜4月は水温が低くなるため、ボートからのウオッチングが中心となります(ドルフィンスイムは経験者のみ)。

海に出たらイルカはいつ出現するかわかりませんので、ドルフィンスイムが目的の方は準備をお忘れなく。
海に不慣れな方は、ビーチからのスノーケリングツアーも開催されています。

イルカ、クジラ探しながら、南島上陸、ジョン&ジニービーチ、兄島海中公園を巡ります。

小笠原でイルカと出会える確率は?

小笠原諸島周辺では、野生のイルカが定住しているわけではないので、必ず見られるという保証はありません。

現地でドルフィンスイムツアーを行うダイビングショップによれば、「ゴールデンウィーク〜10月に3日以上ダイビングされる場合でしたら、だいたい出会える」というぐらいの確率。

小笠原諸島でイルカと泳ぐツアーを開催しているショップ

小笠原ではクジラも出現

ちなみに冬の小笠原では、クジラを見ることもできます(ホエールウォッチング)。

冬〜春にかけての主役はザトウクジラ。
体長15メートルもの巨大な姿を2、3月は船の上からほぼ100%見ることができます。
海面から巨体が飛び上がるブリーチングなどダイナミックなアクションは必見。

また、一年を通して「マッコウ海域」と呼ばれる父島周辺の深い海には、マッコウクジラが生息しています。
海が安定する夏から秋の時期がマッコウクジラを見るチャンスです。

石川県能登半島(七尾湾)

石川県能登半島(七尾湾)にも9頭の野生のミナミハンドウイルカが生息しています。
人の周りを泳いだり人の顔を覗きこんだりと、とても好奇心旺盛。

七尾湾に浮かぶ能登島から船が出ていて、野生のイルカとドルフィンスイムができます。

ミナミハンドウイルカは、本来ならオーストラリア近辺やインド洋、日本でも小笠原諸島や御蔵島などの温かい海に住んでいるイルカ。

そのミナミハンドウイルカがなぜ日本海側の雪国である石川県にやってきたのか、ここに定住しているのかは、研究者でも分かっていないそう。

そんなイルカの棲む海域でシュノーケリングをして、野生イルカと一緒に泳ぐことができます。

能登半島・七尾湾でイルカと会える確率は?

地元の人の話によれば、「98%。低く見積もっても90%は下らない」という確率。

野生のイルカが七尾湾に定住しているため、これほどの確率になっています。

海外で野生のイルカと泳げる場所・スポット

バハマ・ドルフィンサイト

海底に白い砂のあるエリアで、野生のイルカと泳げる海が大西洋に位置しているバハマです。
もちろん、野生の生き物ですので、いつも同じ場所で生活しているわけではありません。
クルーズ船に約一週間寝泊まりしながら、イルカのいる海域をぐるぐると散策し、一緒に遊べそうな場合は、海に入ってイルカと一緒に泳ぐことができます。

バハマで出会えるイルカの多くは、大西洋マダライルカという種で、中には身体に触られるのが好きな“お触りイルカ”も生息しており、一緒に泳いでいるとイルカの方から身体を擦り付けてきたりする場合もあります。
もちろん、無理に触ろうとすると嫌がって逃げてしまうので、あまり追いかけまわしたりはしないでくださいね。
御蔵島近海に生息するイルカは触られるのは基本的に嫌がります。

ハワイ

イルカとの遊泳、禁止…ツアー増「極度の緊張」|ニフティニュース

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